ここで働いてくれる社員のみんなが、東大阪のこの地で長く勤め、安定した生活を送ることができる企業作りを目指しています。特に企業で働く、一社員としてだけでなく、人としての生活の充実も当社での生活を通して感じてもらいたいと考えています。こちらでは、社長の西島より、皆様へのメッセージを本ページにまとめております。是非、一読ください。
社員の個性や能力を活かせる中小企業に
社長の西島です。私は、高卒新入社員として入社をし、今年で20年目を迎えました。名前を見ていただいてもわかるように、私は創業家の一族ではなく、叩き上げで社長になり今年で約5年が経ちました。私の使命は、先代・先々代から受け取ったバトンを次の世代に引き継ぐことにあります。こちらでは主に、当社の社員の皆に対する思いについて紹介をします。ご興味がある方は、ぜひとも読んでいただければと思います。
それではまず、中小企業における人材とは?という視点から考えを紹介をします。企業というのは仕事と人のバランスをとることがとても重要です。多くの企業経営者の方々が、“人がいるから仕事が必要なのか?”、“仕事があるから人が必要なのか?”という問題にぶつかります。大企業の多くでは、仕事があるから人を雇用して使うという考えとなります。一方で我々、中小企業の場合には、そこにいる人(社員)に仕事を与え、育てるという考えとなります。つまり、我々はあくまで人を起点に考えなければなりません。当社でも人をいかに成長させ、企業としての形を築いていくか?という点を重視してきており、冒頭でお伝えしたい点としては、人を大切にしている会社だということを覚えていただければと思います。
“会社に必要とされている”、“存在価値を感じることができる”
という実感が持てる環境を
次に、会社として社員に提供したいと思っている環境について。何よりも社員の満足度が高い職場づくりということがあります。これは私が入社した当時の経験に起因しています。当時、私は間接部門で働いていて部品配送を担当していました。当時は非常に忙しく、納期遅れがたびたび発生し、客先に行くたび怒られ、謝るということを繰り返していました。私自身、若かったこともあり「こんなことは俺の仕事じゃない!」と思う気持ちが強くなり、先輩に「こんな誰でもできる仕事しかできず、会社にも貢献できないなら辞めたい」と相談したことがありました。その時に、先輩から「まだ入って数か月で辞めるのは勿体ない。何より会社に貢献できていないというが、お前が入社してから会社全体の雰囲気が明るくなり、みんな喜んでいる。もう少し続けてみたらどうだ。」と説得され、思い留まったということがありました。
その時に感じたのが、自分を評価してくれる人、必要としてくれる人の存在に気づけるかどうかで人は大きく変わるということです。今、転職市場が活況を迎え、現在の職場に満足できない人が辞めていると聞きます。金銭などの問題もあると思いますが、一番は会社における自身の存在意義や価値を感じることができないという点が一番の理由ではないでしょうか。人づくりが使命の中小企業である当社としては、社員満足度が高い職場環境づくりは必須の条件であると考えています。
考えるモノづくりを形に、社員の成長を促していきます。
当社は自動車をメインのお取引先としており、同じ部品を大量に製造する流れ生産の多い会社です。その為、何も考えずに仕事をしているとあまり成長できない環境とも言えます。その中で、当社としては意識的に責任のある仕事を社員に任せ、チャレンジできる風土を作っています。私自身社員として十数年働いていましたので、時間に追われ、いつの間にか就業時間が終わっているくらいの方がよっぽど充実した毎日が過ごせ、成長できると実感しています。購買を担当していた際にも、がむしゃらにもがいて、関係性を作ったお客様や外注先には評価していただき、助けていただいた経験がたくさんあります。ですので、今の社員にも仕事を通して自信をつけ、社会人としての日々のやりがいを感じてもらいたいと思っています。
経営者である私の仕事は、社員の可能性を感じ、見出していくことだと思っています。舞台づくりを経営者が行い、演者はあくまで社員の皆です。彼らがお客様に褒められ、やりがいを感じることができる職場がベストだと思っています。社員の皆は明るく、会社に来ていただけるとより当社の良さを感じてもらえると思います。ぜひ、一度お越しください!